情 報 |
- 明治33(1900)年、佐藤俊宣氏が自宅長屋門の一角にあった佐藤道場を改造して作った局舎は大正15(1926)年8月25日の火災にて焼失した。同年11月17日、写真の新局舎が再建され、その後息子の仁(じん)氏、孫の昱(あきら)氏と代々引き継がれたが、昭和34(1959)年8月、現在の日野図書館の位置に局舎が新設され、同37(1962)年2月、普通局に昇格するとともに佐藤家の経営から離れたという。
- 右手に冠木門(かぶきもん)が見える。後方にはかすかに屋敷の屋根の瓦がのぞく。局舎の前にはバス停があった。
- 馬場収氏は昭和23(1948)年に入局。馬場収氏夫人もここに勤務していたとのこと。
- 昭和50年代に日野館の駐車場として整備された時点でこの局舎は姿を消した。そして平成17(2005)年4月には屋敷とともに冠木門も整備され日野市有形文化財日野宿本陣としてオープンし現在に至っている。
- 写真集『まちかど写真館 in ひの』第一集掲載写真。
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