日野橋乗馬倶楽部 1959<未修整・未展示>

受入 No.2010
大きさ(mm)不明
撮影年昭和30年代か
撮影場所東町日野橋近く
撮影者不明
所有者本所丈雄氏
情 報
  • 日野橋近くにあった日野橋乗馬倶楽部。
  • 『観光と事業界の読物 オール東京』に「日野町の畜産農協が経営する乗馬クラブでは、組合員の持っている馬を、いつでも希望者に貸すし、広い馬場も思い通りに乗り回すことができる。馬車の場合は五人乗りで料金はその都度協定できめるという。多摩川べりの堤をそよ風に吹かれながらパカパカ乗り歩くのも快適。本所俊一さんを組合長とする五十名近い組合員は、それぞれ一頭以上の馬持ち。役員十三名が、折にふれて競馬場に集合滝山城址などに遠乗りする。きょうもまた真夏の陽光を浴びて本所さんを陣頭に、多摩川堤から八頭の馬が、たてがみを薫風になびかせながら、滝山城址えのドライブである。戦争の犠牲になった軍馬は数知らないが無事帰還した馬を、働けなくも一生面倒みようと本所さんが岩澤千三さんに贈り、組合の宝物として愛育している。」と紹介されている。また、本所一男氏の『心』(1996年)に当時の様子が詳細に記されている。